SNSでもペットボトル栽培をされている方が増えてきたように思います。
ペットボトル栽培のメリットは、狭い場所でもプランターほど場所を取ることもなくお金をほとんどかけるず手軽に始めることが出来ます。
そして栽培が終わった後も廃棄するのも簡単。
デメリットは育てるスペースがペットボトル内なので少なく、土の量も少ないため根菜類は畑やプランターで育てるよりも小さくなります。
ただ育てる過程を楽しみつつ、無農薬で体に優しい野菜を自家栽培したいという方にはおすすめです✨
今冬、ペットボトル栽培で種から大根や人参を育ててきましたが
狭いベランダでも人参や大根を育てることが出来ました。
実際に育ててみた結果、ペットボトル栽培を成功させるコツがあったので紹介します。
また、プランターで育てた大根との違いも見ていきたいと思います。
大根と人参の種まき
大根の種類は、「秀太郎大根」という短くて太い大根の種を蒔きました。
長さは23cmほど、収穫までの日数は約60mlの大根になります。
人参は、「極早生系 三寸人参」の種です。
収穫まで約90日かかります。
大根と人参の経過
葉が広がり大根も見えてます。
種まきから約1か月過ぎた頃にぼかし肥料をひとつまみ入れました。
まだこの時点では大根がもっと大きくなると思っていました。
人参は大きくなっているか分かりません。
土を掘ってみればよかったのですがそのままにしていました。
人参も大根と同じように肥料を同じ時に入れました。
プランターの大根
ペットボトルの大根や人参と同じ日に種を蒔いているプランターの大根と人参です。
大きいプランターなのでいちご2株、ラディッシュも一緒に植えています。
やはり土の量や育てるスペースの違いからか葉の大きさが全然違います。
人参は3本密集したまま間引きせず育てていました。
人参の葉は順調に育っています。
ペットボトル栽培の大根と人参の収穫
収穫前は大根がだいぶ見えていました。
いよいよ収穫!
さあ、抜きます!
抜いた瞬間意外に短い!!
ペットボトル栽培「秀太郎大根」の大きさ:約 3.5cm×9.5cm
ペットボトル栽培「極早生系、三寸人参」の大きさ:約 3.7cm×10cm
人参は上だけ肉付きが良く下の方は細すぎました。
プランターの「秀太郎大根」の大きさ:約 5cm×12cm
人参は見ての通り、思ってたのとちがーう!!
スティックサラダ用の人参並みの細さでした。
収穫して分かったことが、ペットボトル栽培は土が中々乾かないことです。
プランターより水やりの頻度を少なくしていましたがかなり湿っていました。
ペットボトル栽培の始め方でも紹介していますが、底面給水の底を上げているタイプの栽培方法がただ穴だけを開けている栽培方法よりは土が乾きやすいので大根、人参は底を上げた方法が良いと思います。
ペットボトル栽培の大根と人参を成功させるコツ
☑ペットボトルは底上げタイプの栽培方法にする
☑水やり頻度はプランターよりもかなり少なくて良い
上の土は乾いていても下は湿ったままなので大根、人参は乾き気味にすること
1週間に1回の水やりでも土は乾いていなかった
☑収穫時期を守り、通常より少し遅く収穫する
大根は9/30に種まきしたため収穫は12月初め~中旬、人参は年末~年始に収穫をした方が良かった
収穫時大根の外葉は黄色く枯れてきていた
人参は見えていなかったので指で土を掘って太さの確認が必要
まとめ
ペットボトル栽培の大根と人参は通常のものよりサイズは小さくなります。
まだ大きくなると思っていると収穫時が遅くなってしまいます。
ただし収穫時期適期より少し遅く収穫が良いと感じました。
肥料は少なすぎたように思うのでぼかしなら2つまみでも良かったように思います。
プランターの人参は間引きをしなかったために大きくなりませんでした。
サラダ用の細い人参を作りたい時は間引きせず密で育てるといいですよ。
プランターの方がペットボトルより大きく育つため目的に合った方法で家庭菜園を楽しんでみて下さい。
色々な発見が出来て楽しいです。
ペットボトル栽培を成功させるコツ、試してみて下さい♪
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